海外向けプレゼン用の資料を作りたい!代行で翻訳はしてもらえる?
公開日:2023/01/15 最終更新日:2023/01/06
「海外向けにプレゼン用の資料を作ることになった」「しかし、自社で外国語に翻訳できるかどうか自信がない」といったニーズを抱えている人はいませんか?仕事を進める上でプレゼン用の資料は大切ですが、海外向けに作る場合は外国語がネックとなります。今回はプレゼン資料の翻訳は代行してもらえるのかについて、費用と一緒に解説します。
プレゼン資料の翻訳って代行で頼める?
結論から述べると、プレゼン資料の翻訳は代行で依頼できます。翻訳の代行で得られる主なメリットは、次の3つです。
自然なニュアンスで翻訳してもらえる
プレゼン用の資料は、相手にプレゼンの内容を伝えるための大切な材料です。内容の良し悪しによって、営業や取引の成果に大きな影響を与えるでしょう。
日本語のプレゼン資料でさえ丁寧に作成する必要があり、海外向けに外国語で作る場合は、なおさら細かい部分に配慮しなければいけません。まずは自然な表現を心がけることが求められるでしょう。
たとえば、日本語の文章をそのまま外国語へ直訳すると、言語によってはネイティブスピーカーがあまり使わない違和感のある文章になってしまいます。伝えたいニュアンスが正しく伝わらず、ときには誤解を生んでしまうかもしれません。
しかし、翻訳を代行すれば、ネイティブスピーカーがよく使用する単語や言い回しなどを取り入れてくれるため、自然なニュアンスの資料を作れます。
適切な専門用語を使ってもらえる
また言語ごとで用いられる、正確な専門用語の使用も必須です。たとえば、プレゼンする相手の専門分野についての資料を作る場合、適切な専門用語を使わなければ、やはり相手に意図が伝わりません。翻訳ツールなどでは専門用語が出てこないケースが多く、外国語に関する専門知識がないと、正しい翻訳は難しいでしょう。
また反対に、日本語の専門用語をなじみがない相手に伝える場合は、誰でもわかるような資料を作る必要があります。相手にとってなじみのある単語や言い回しをチョイスしたり、時には写真やイラストを入れたりする必要もあるでしょう。
翻訳を代行すれば、相手に伝わる専門用語を使ったり、日本語の専門用語をうまく理解してもらえる平易な文章を用いたりと、相手に合わせた工夫をしてもらえます。
資料作成の負担を削れる
最後のメリットは、資料作成にかかる負担を削れることです。とくに外国語や翻訳の知識・経験がないと、プレゼン資料を翻訳するだけで多大な労力を費やすこととなるでしょう。
苦労して作った資料も翻訳内容に問題があり「プレゼンする相手にまったく伝わらなかった」というケースも考えられます。翻訳を代行すれば費用はかかりますが、資料作成にかかる大きな負担を削れます。
プレゼン資料の翻訳を頼んだらいくらかかるのか
プレゼン資料の翻訳を頼むときに気になるのが費用ではないでしょうか?具体的な費用は業者によって異なります。たとえば、日本語から英語へ翻訳する場合、10スライドまでのパワーポイント作成で10万円ほど、10スライド目以降は1スライドごとに1万円ほどがかかります。データのグラフ化やチャート化、デザインの改善などが含まれた価格です。
翻訳費用に影響するポイントとは
プレゼン資料の翻訳で、費用に影響するポイントがいくつかあります。
翻訳前の内容が専門的である
翻訳する前の内容が専門的なものの場合、費用が高くなる傾向にあるでしょう。とくに代行業者が内容の専門分野に精通していない場合、より費用が高くつくかもしれません。
音声や映像を翻訳してもらう
音声データや映像からの翻訳を依頼する場合、通常の文章翻訳と比べて費用が高くなります。翻訳するための特別なスキルが必要なためです。
アニメーションが複雑である
より効果的に内容を伝えるために、プレゼン資料にアニメーションを用いるケースは珍しくありません。しかし、複雑なアニメーションを翻訳する場合、表示するための工数が増えることから、費用は割高となるでしょう。
スライド内の画像内容を翻訳する
スライドの中に翻訳してもらいたい画像がある場合も、費用が高くなる傾向にあります。画像の中にある文字を一度抽出して、加工する必要があるためです。
短納期である
最後のポイントは短納期であることです。発注から納品までの期間は代行業者や翻訳の内容・量などによって異なりますが、たとえば短納期を希望する場合、ほとんどのところで割増料金を設定しているでしょう。
まとめ
海外向けのプレゼン資料を作る場合、翻訳代行の業者へ依頼する方法があります。費用がかかりますが「自然なニュアンスで翻訳してもらえる」「適切な専門用語を使ってもらえる」「資料作成の負担を削れる」といったメリットがあるでしょう。
翻訳するものの内容によっては、費用が高くなるケースがあります。少しでも安く抑えたい場合は、アニメーションを単純化させたり、余裕を持って依頼したりするが効果的です。